【保存版】どれを使えばいいの!?ヘアスタイリング剤
ワックス、ジェル、ミスト、オイル、ミルク…。
星の数ほどあるスタイリング剤。一体どれを選んで、いつ使えばいいのかわからない!
そこで、スタイリング剤の種類と特徴をまとめてみました。なりたい髪型・シーン別に選んでみてくださいね。
スタイリング剤の基本
ワックス、ジェル、ミスト、オイル、ミルクなどいろいろありますが、大きな違いは「水分」「油分」「糊」の配合量の違いです。
成分 | 役割 |
---|---|
水分 | 髪に潤いを与える(保湿) |
油分 | 水分を閉じ込め蒸発させない |
糊 | ヘアスタイルをキープする |
スタイリング剤別 向いている髪型とセット力
※ミスト、オイル、ミルクはセット力はないので図に掲載していません
スタイリング剤、効果と使い方
ワックス
ハードからソフトまで種類が豊富で、動きを出したり、束感を作るのが得意です。
水分 | 少なめ |
油分 | 多め |
セット力 | 高い物〜低い物まである |
効果
動きを出す、束感を作る
対象
ショート〜ミディアム、無造作系の動きのあるヘアスタイル
使い方
枝豆程度の大きさくらいをとり手のひらで伸ばして毛先から根元までつける
バーム
ワックスとオイルの中間のような使い勝手。束感を作れてものによってはトリートメント効果も。
水分 | 少なめ |
油分 | 多め |
セット力 | 低い |
効果
セット力はないものの束感を簡単に作れてトリートメント効果もあり、物によっては全身に使える
対象
ショートからロングまで全般
使い方
小豆程度の大きさをとり、手のひらで伸ばして毛先から根元までつける
クリーム
いわゆる洗い流さないトリートメント。保湿・髪の広がりを抑える。
水分 | 少なめ |
油分 | 多め |
セット力 | なし |
効果
保湿、パサつきを抑えたり髪の広がりを抑える。
対象
パサつきや乾燥が気になる人。しっとりまとめたい髪型、ボブ、重めのロング。
使い方
ドライヤーの後仕上げに毛先を中心につける
ジェル
固めるならNo.1!伸びが良いです。
水分 | 多め |
油分 | なし |
セット力 | 高い |
効果
1日中ヘアスタイルをキープしてくれるバッキバキのカッチカチ。
対象
カチッと固めたいスタイル。ショートからロングまで全般、パーマヘアにも。
使い方
髪の毛が濡れている時につけてスタイリング。最後ドライヤーで固めるとスタイルが長持ち。
グリース
ウェットな質感で固まりきらなず手直しOK、柔らかい濡れ髪スタイルに。
水分 | 中 |
油分 | 中 |
セット力 | 中 |
効果
柔らかい濡れ髪スタイルを作ることができる。
対象
ウェット系のスタイル、ショートのパーマスタイル。
使い方
髪の毛が半乾きくらいの時に揉み込むようにしてつけて束感と動きを出しながらスタイリング。
ムース
乾いた髪にも使えて、泡状で出てくるので簡単・手軽。
水分 | 多め |
油分 | 少なめ |
セット力 | 高い物〜低い物まで様々 |
効果
ウェーブスタイルなどのパーマを簡単に出すことができる。
乾いた髪にもそのまま使えるので簡単、手軽。
対象
パーマスタイル、ウェーブスタイル。
使い方
乾いた髪にピンポン玉くらいの大きさをとって髪の毛に馴染ませ、揉み込んでいくようにスタイリングします。
スプレー
スタイリングからツヤだし、香りづけなど様々
手が汚れず、簡単に使えます
水分 | 少なめ |
油分 | 少なめ |
セット力 | 高い物〜低い物まである |
効果
ハードスプレーはスタイリングの仕上げに固める目的で、艶出しスプレー、香だけつける物などもある。
対象
重力に逆らうスタイルツヤ出しなど、どんなスタイルにも。
使い方
手を伸ばして、30cmくらい離れた場所からスプレーをかける。近づけないのがポイント。
ミスト
水分 | 多め |
油分 | 少なめ |
セット力 | なし |
効果
トリートメント成分が入っているものが多いので、手触りや指通りがよくなる静電気を抑える効果も期待。
対象
ダメージやパサつきが気になる人、重くしないで補修をしたい、動きのある髪型。
使い方
ドライヤーをかける前に髪全体に振りかける。最初に毛先を中心につけることで、効果アップ。
ヘアオイル
水分 | なし |
油分 | 多め |
セット力 | なし |
効果
補った水分を閉じ込めてる蓋の代わりになり、保湿力をさらに高めてくれる。
対象
ダメージが気になる人、まとまりが欲しい人、ツヤが欲しい人。
使い方
髪が濡れた状態で、髪の毛の中間から毛先を中心に塗り、クシで馴染ませた後ドライヤーで乾かす。
ヘアミルク
洗い流さないトリートメント。見せかけのものも多いので注意。
水分 | 中 |
油分 | 中 |
セット力 | なし |
効果
保湿、補修、質感の向上
対象
ミディアム〜ロング、ダメージ毛
使い方
髪の毛が濡れている状態で、中間から毛先に塗り、クシで馴染ませた後、ドライヤーで乾かす。
ヘアスタイリング剤の種類と違い、なんとなくおわかりいただけましたでしょうか?
自分の髪の毛の長さや状態、なりたい髪型など、目的に応じて選んでみてくださいね♪
髪の悩みを解決するプロ
ぐっさん
美容師歴:21年 担当人数:のべ25,000人
ディアローグコスメティクス 代表
プロフィール
個室型美容室「ディアローグ瑞江店」にて、年間2,000万の利益をあげた店長。現在は、美容師もしつつ、ヘアケア商品の開発、販売を行うディアローグコスメティクスの代表。